コンヒラは、1973年の創業以来、環境装置や舶用機器の開発を通じて、多くの業界に貢献してきました。廃液や廃溶剤を再利用する技術開発に加え、中国やベトナムの海外パートナーと連携した調達事業も展開。フランジや圧力容器、鍛造加工品など幅広い商品を取り扱い、船用・陸用問わず多数の実績を誇ります。
現場主義を徹底し、お客様のニーズに応じた製品を提供する姿勢が高く評価され、幅広い製造業から信頼を得ています。
製品名 | 溶剤回収装置CSRシリーズ | |
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用途 |
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性能・回収効率 |
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メンテナンス性 | 公式HPに記載なし | |
対応溶剤 | 酢酸エチルを含む多種類の有機溶剤 |
コンヒラの溶剤回収装置は、廃溶剤を効率的に回収・再生するために減圧蒸留方式を採用しています。この方式により、低温での蒸留が可能となり、エネルギー消費を抑えながら高い回収効率を実現します。
また、窒素ガスを充填して爆発を防ぐ構造や、防爆仕様の設計によって、安全性にも徹底的に配慮されています。さらに、自動制御機能を搭載しており、タッチパネルで運転状況の可視化や設定が簡単に行えるため、操作性も優れています。これらの特長が一体となり、製造現場での負担軽減と効率的な運用を可能にしています。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。
製造現場での廃溶剤回収を目的に、CSR-S-50を3台導入した事例です。以前は廃溶剤を手作業で処理しており、多大な作業負担が発生していました。しかし、装置導入後は連続運転が可能となり、作業員の負担が大幅に軽減。また、効率的な廃溶剤の再利用により、処理コストの削減や管理業務の簡略化も実現しました。現場からは、稼働効率の向上と環境負荷の低減が同時に達成できたと高く評価されています。
コンヒラは納入後1~3ヶ月間、リモート監視による操作支援やメンテナンス性向上を実施しています。また、ユーザーからのフィードバックを基にバージョンアップを継続しています。
コンヒラの溶剤回収装置は、安全性、効率性、操作性に優れた製品です。減圧蒸留方式や窒素ガス充填による防爆設計で高い安全性を確保しつつ、全自動運転やタッチパネル操作で作業負担を軽減します。
また、導入事例ではコスト削減や環境負荷低減が実証されており、製造現場の課題解決に直結する製品です。納入後のリモート監視や継続的なバージョンアップを通じて、安心して長期間使用できるサポート体制を整えています。
会社名 | 株式会社コンヒラ |
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所在地 | 愛媛県今治市北高下町2-2-23 |
電話番号 | 0898-23-6660 |
公式HP | https://www.conhira.com/ |
化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。
トルエン、キシレン、ベンゼン など
95%(※1)
ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。
1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など
95%~(※2)
一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。
DMF など
99.5%~(※3)
(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html)
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/)
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18)