株式会社ササクラは1949年の創業以来、水・熱・音の分野で高い技術力を発揮してきました。蒸発濃縮装置はMVR技術を採用し、省エネルギー性や廃熱再利用に優れ、工場排水の減容化や有機溶剤の回収によるリサイクルを実現しています。
また、海水淡水化装置や熱交換機器など多様な製品を展開し、電子、化学素材、医薬など幅広い産業分野に対応。2019年度にはVVCC濃縮装置で省エネ大賞(後援:経済産業省)資源エネルギー庁長官賞なども受賞(※)し、カーボンニュートラルや循環型経済への貢献を目指しています。
ササクラの溶剤回収装置は、蒸発濃縮装置と蒸留塔を組み合わせた設計により、高沸点の有機溶剤や低沸点物質を効率よく回収し、高濃度での再利用が可能です。
また、MVR(機械式蒸気再圧縮)技術を採用することで、省エネルギーを実現すると同時に、回収成分を高度に分離します。このプロセスにより、凝縮水の水質が大幅に改善され、環境負荷の軽減と経済性の向上を両立しています。
製品名 | 低沸点物回収装置 | |
---|---|---|
用途 | 有機溶剤の回収 (NMP、DMSO、DMAC、MEA、GBL、NH3等) | |
性能・回収効率 | アンモニア水を約25%で回収(2025年1月調査時点) | |
メンテナンス性 | 公式HPに記載なし | |
対応溶剤 | NMP、DMSO、DMAC、MEA、GBL、NH3など |
ササクラの溶剤回収装置は、蒸発濃縮装置と蒸留塔を組み合わせた設計により、高沸点の有機溶剤や低沸点物質を効率よく回収し、高濃度での再利用が可能です。
また、MVR(機械式蒸気再圧縮)技術を採用することで、省エネルギーを実現すると同時に、回収成分を高度に分離します。このプロセスにより、凝縮水の水質が大幅に改善され、環境負荷の軽減と経済性の向上を両立しています。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。
公式サイトに記載がありませんでした。
ササクラは、リモートモニタリングシステムや全国7拠点での迅速なアフターサービスを通じて、装置の安定稼働を支援します。設計提案前のラボテストやテスト機運転で適した導入を実現し、モバイルエバポレーターによる柔軟な運用対応も可能です。
ササクラの溶剤回収装置は、高い回収効率と省エネルギー設計が特徴です。これにより、化学製品製造メーカーにとってコスト削減と持続可能な生産を可能にします。導入を検討されている方は、ぜひ詳細をご確認ください。
ヒートポンプを利用した熱リサイクル型の濃縮装置です。2019年度の省エネ大賞を受賞しており、蒸気を使わないオール電化運転も選択できます。
高濃度廃液の処理に適した蒸発濃縮装置です。独自エゼクターの採用により蒸気使用量を抑え、高効率蒸発缶と組み合わせて省エネを図ります。
工場内で発生する余剰蒸気を再利用し、複数の蒸発缶を直列接続して運転コストを削減するシステムです。
スラリーや汚泥性の高い廃液に特化して設計された装置です。結晶缶としても利用でき、ヒートポンプ併用で省エネを実現します。
ルーツ式ヒートポンプを採用し、熱リサイクルと高濃度液処理を両立させたモデルです。
ルーツ式ヒートポンプを併用し、スラリー状液から結晶を析出させる装置です。ZLD(無排水化)にも適合します。
お茶・コーヒー・スープなど食品プロセス向けに開発された装置です。VVCC技術を応用し、自動洗浄・殺菌機能を内蔵しています。
会社名 | 株式会社ササクラ |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市西淀川区竹島4-7-32 |
電話番号 | 06-6473-2131 |
公式HP | https://www.sasakura.co.jp/ |
化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。
トルエン、キシレン、ベンゼン など
95%(※1)
ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。
1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など
95%~(※2)
一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。
DMF など
99.5%~(※3)
(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html)
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/)
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18)