TAKE-GEN

TAKE-GENの特徴・実績

TAKE-GENは、環境保全関連機器の製造・販売・メンテナンスを行う企業です。ドライクリーニング機の開発技術を基盤に、溶剤の蒸留再生技術や活性炭によるガス回収を他業種へ応用。環境保全機器メーカーとして事業を展開しています。

減圧蒸留法を核とした装置により、廃液の蒸留濃縮や資源化を可能にしました。「高品質・低コスト・短納期」を追求した総合力が認められ、2024年には大阪府の大阪中小企業顕彰事業実行委員より「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞(※)しています。

TAKE-GENの主な
溶剤回収装置の特徴

TAKE-GENの溶剤回収装置
引用元:TAKE-GEN公式HP
https://www.take-gen.com/solvent
製品名 溶剤回収装置 Take
用途 揮発性有機溶剤ガスの回収および再利用
性能・回収効率
    • 溶剤回収量5Hの場合:6.8 kg/h
    • 溶剤回収量10Lの場合:13.5 kg/h
    • 溶剤回収量20Lの場合:28 kg/h(※)
メンテナンス性 簡易操作でメンテナンスフリー
対応溶剤 フッ素系(HFO、HFC、HFE)、塩素系(トリクロロエチレン、塩化メチレン、テトラクロロエチレン)など
※処理ガス濃度 3000PPM(40分)の場合です。処理ガス濃度によって回収量はことなりますので詳しくは公式HPをご確認ください。

TAKE-GENの主力製品の一つである溶剤回収装置「テイク(Take)シリーズ」は、次世代フッ素系溶剤やハイドロフルオロオレフィン(HFO)類に対応しています。この装置は、従来の高い回収効率を維持しつつ、徹底したコンパクト化を実現し、低価格とメンテナンスフリーを追求。

手動洗浄機に対しても洗浄作業性を損なうことなく簡単に設置でき、溶剤ベーパー吸引システムを採用することで、環境対策とコスト削減を両立しています。

溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。

TAKE-GENの主な
溶剤回収装置の導入事例

公式サイトに導入事例の記載はありませんでした。

TAKE-GENの主な
溶剤回収装置のサポート体制

公式サイトにサポート体制の記載はありませんでした。

TAKE-GENの溶剤回収装置まとめ

TAKE-GENは、低価格・コンパクト設計ながら高い回収効率を備えた溶剤回収装置を提供しています。次世代フッ素系溶剤(HFO)に対応した設計や自動洗浄機能、省スペース性が特徴です。

そのほか、減圧脱水乾燥装置やIPA再生装置「Take-FINE」を提供し、産業廃棄物の低減や資源化、蒸留水の再利用など環境負荷の軽減に貢献。日本全国および世界各国に対応し、幅広いニーズに応えています。

TAKE-GENの企業情報

会社名 株式会社TAKE-GEN
所在地 大阪府大阪市大正区南恩加島5-8-6
電話番号 06-4394-5008
公式HP https://www.take-gen.com/
【用途別】おすすめの溶剤回収装置3選

化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

洗浄・脱脂・乾燥工程で発生する
VOCガスの溶剤回収なら
蒸気脱着式溶剤回収装置
(栗本鐵工所)
蒸気脱着式溶剤回収装置(栗本鐵工所)
引用元:栗本鐵工所
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/youzai.html)
おすすめの理由

VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。

該当する主な物質

トルエン、キシレン、ベンゼン など

除去率(目安)

95%(※1)

抽出・精製・濃縮工程で発生する
塩素系廃液の溶剤回収なら
排水処理装置 ソルピコ
(日本リファイン)
排水処理装置 ソルピコ(日本リファイン)
引用元:日本リファイン
(https://n-refine.co.jp/service/environment/)
おすすめの理由

ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。

該当する主な物質

1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など

回収率(目安)

95%~(※2)

反応・成形・合成工程で発生する
DMF排水の溶剤回収なら
DMF回収装置
(日本化学機械製造)
DMF回収装置(日本化学機械製造)
引用元:日本化学機械製造
(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/56)
おすすめの理由

一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。

該当する主な物質

DMF など

回収率(目安)

99.5%~(※3)

(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18