月島環境エンジニアリング

月島環境エンジニアリングの特徴・実績

月島環境エンジニアリングは、創業以来50年以上にわたり、環境問題に取り組んできた実績を持つ企業です。同社は廃液燃焼装置やフロン類破壊装置など、環境負荷の低減に貢献する技術を開発し、国内外で高いシェアを誇ります。経験豊富なエンジニアが省エネルギー計画の策定や設備診断、制御システムの更新提案を行い、経済的で持続可能な運用をサポートしています。

月島環境エンジニアリングの主な溶剤回収装置の特徴

月島環境エンジニアリングの溶剤回収装置
引用元:月島環境エンジニアリング公式サイト
https://www.tske.co.jp/products/index.php/item?cell003=ガス処理装置&label=1&cell004=&name=PSA式溶剤回収装置&id=17
製品名 PSA式溶剤回収装置
用途 トルエン、キシレン、塩化メチレン、酢酸エチル、エチルベンゼン、フッ素系溶剤などの回収
性能・回収効率
  • 蒸気を使用せず省ランニングコスト
  • 溶剤の熱分解を防ぎ、安定した回収が可能
メンテナンス性 公式HPに記載なし
対応溶剤 トルエン、キシレン、塩化メチレン、酢酸エチル、エチルベンゼン、フッ素系溶剤、Cl系有機物を含む溶剤

PSA式溶剤回収装置は、揮発性有機溶剤ガスの回収を効率的に行うコンパクトな省エネ装置です。溶剤回収に蒸気を使用しないため、運用コストを抑えられる点が大きなメリットといえます。

そのほか、安定した運用が可能なTSA式溶剤回収装置も提供しています。活性炭を使って高効率に有機溶剤を回収することで、約60%の高い回収率(2025年1月調査時点)を実現。揮発性有機溶剤ガスを扱う現場で幅広く利用されています。

溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。

月島環境エンジニアリングの主な溶剤回収装置の導入事例

公式サイトに記載がありませんでした。

月島環境エンジニアリングの主な溶剤回収装置のサポート体制

月島環境エンジニアリングは、溶剤回収装置の運用を支援する多彩なサポート体制を提供しています。排ガス洗浄やCO₂低減技術など環境規制対応に加え、保全点検や補修で安定稼働を支援。制御盤や遠隔監視システムの最適化を通じて効率的な運用を実現し、導入計画や改修・更新にも対応します。

月島環境エンジニアリングの溶剤回収装置まとめ

月島環境エンジニアリングの溶剤回収装置は、環境負荷を軽減する高効率な技術が特長です。特にPSA式装置は、コスト削減と省スペース化に貢献し、化学製品製造メーカーに適した選択肢です。

公式HPでは詳細な技術情報も掲載されていますので、導入を検討される際にはぜひご覧ください。

月島環境エンジニアリングの企業情報

会社名 月島環境エンジニアリング株式会社
所在地 東京都中央区晴海3-5-1
電話番号 03-6758-2312
公式HP https://www.tske.co.jp/index.html
【用途別】おすすめの溶剤回収装置3選

化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

洗浄・脱脂・乾燥工程で発生する
VOCガスの溶剤回収なら
蒸気脱着式溶剤回収装置
(栗本鐵工所)
蒸気脱着式溶剤回収装置(栗本鐵工所)
引用元:栗本鐵工所
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/youzai.html)
おすすめの理由

VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。

該当する主な物質

トルエン、キシレン、ベンゼン など

除去率(目安)

95%(※1)

抽出・精製・濃縮工程で発生する
塩素系廃液の溶剤回収なら
排水処理装置 ソルピコ
(日本リファイン)
排水処理装置 ソルピコ(日本リファイン)
引用元:日本リファイン
(https://n-refine.co.jp/service/environment/)
おすすめの理由

ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。

該当する主な物質

1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など

回収率(目安)

95%~(※2)

反応・成形・合成工程で発生する
DMF排水の溶剤回収なら
DMF回収装置
(日本化学機械製造)
DMF回収装置(日本化学機械製造)
引用元:日本化学機械製造
(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/56)
おすすめの理由

一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。

該当する主な物質

DMF など

回収率(目安)

99.5%~(※3)

(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18