カンケンテクノ

カンケンテクノの特徴・実績

カンケンテクノは、半導体や液晶、LEDなどの製造工場から排出される有害ガスの無害化や温室効果ガスの排出抑制装置など、大気環境保全装置の開発・設計・製造・販売を手掛ける会社です。

また、2023年に公益財団法人京都産業21「京都中小企業技術大賞」を受賞(※1)、2024年には省エネ大賞最高位「経済産業大臣賞」を受賞(※2)しました。これらの受賞から、省エネ製品の開発や革新的な技術の実現において、企業が他社の手本となる取り組みを行っていることがわかります。

※1参照元:公益財団法人京都産業21(https://www.ki21.jp/informations/r5_award/
※2参照元:【PDF】一般社団法人省エネルギーセンター(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner24/pdf/e-winner24.pdf

カンケンテクノの主な溶剤回収装置の特徴

カンケンテクノの溶剤回収装置
引用元:カンケンテクノ公式HP
https://www.kanken-techno.co.jp/archives/custom-cat/business-02
製品名 溶剤回収装置
用途 VOC(揮発性有機化合物)や悪臭ガスの吸着処理と溶剤の回収
性能・回収効率
  • 除去効率が高い固定床式を採用
  • 蒸気による加熱脱着で高効率な回収が可能
メンテナンス性 公式HPに記載なし
対応溶剤 高濃度ガス、腐食性ガス

カンケンテクノの溶剤回収装置は、CO2排出を抑えた燃料不使用の設計が特長です。除去効率の高い固定床式を採用しており、粒状式・繊維式の活性炭を選択することで多様な用途に対応します。

また、蒸気を用いた加熱脱着によって溶剤を効率的に回収し、高濃度ガスや腐食性ガスにも対応可能。安全性を重視し、熱分解が難しい毒性の排ガスも処理できる乾式吸着型装置もラインナップしています。

溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。

カンケンテクノの主な溶剤回収装置の導入事例

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カンケンテクノの主な溶剤回収装置のサポート体制

公式サイトに記載がありませんでした。

カンケンテクノの溶剤回収装置まとめ

カンケンテクノは、環境保全技術において業界をリードする企業です。揮発性有機化合物(VOC)の処理と溶剤回収に特化した装置は、省エネ設計と高い除去効率を兼ね備えています。2024年省エネ大賞「経済産業大臣賞」受賞※2をはじめとする実績は、同社の技術力を裏付けています。

高濃度ガスや腐食性ガスへの対応力を持ち、燃料不使用設計により環境負荷を軽減。持続可能な社会を目指す企業の生産活動を支える、信頼性の高いパートナーとして評価されています。

カンケンテクノの企業情報

会社名 カンケンテクノ株式会社
所在地 京都府長岡京市神足太田30-2
電話番号 075-955-8823
公式HP https://www.kanken-techno.co.jp/
【用途別】おすすめの溶剤回収装置3選

化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

洗浄・脱脂・乾燥工程で発生する
VOCガスの溶剤回収なら
蒸気脱着式溶剤回収装置
(栗本鐵工所)
蒸気脱着式溶剤回収装置(栗本鐵工所)
引用元:栗本鐵工所
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/youzai.html)
おすすめの理由

VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。

該当する主な物質

トルエン、キシレン、ベンゼン など

除去率(目安)

95%(※1)

抽出・精製・濃縮工程で発生する
塩素系廃液の溶剤回収なら
排水処理装置 ソルピコ
(日本リファイン)
排水処理装置 ソルピコ(日本リファイン)
引用元:日本リファイン
(https://n-refine.co.jp/service/environment/)
おすすめの理由

ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。

該当する主な物質

1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など

回収率(目安)

95%~(※2)

反応・成形・合成工程で発生する
DMF排水の溶剤回収なら
DMF回収装置
(日本化学機械製造)
DMF回収装置(日本化学機械製造)
引用元:日本化学機械製造
(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/56)
おすすめの理由

一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。

該当する主な物質

DMF など

回収率(目安)

99.5%~(※3)

(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18