システムエンジサービス(SES)は、主に環境プラント装置の企画、設計、製作を手掛けている企業です。実験装置の企画、設計、製作やプラントの機器、配管設計、電気計装なども行っています。国内外で11件の特許を取得(※1)していることからも、技術力の高さが伺えます。
溶剤回収装置やVOC(揮発性有機化合物)対策としては、石油化学プラントや薬品工場など国内外125件の導入実績(2025年1月調査時点※2)があります。これにより、環境負荷の低減とコスト削減に貢献。製作から据付、メンテナンスまで一貫して対応しており、全国どこでも訪問して相談や見積もりを行っています。
製品名 | VOC-VRU | |
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用途 | 揮発性有機溶剤ガス(VOC)を回収し、大気汚染を防止 | |
性能・回収効率 |
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メンテナンス性 |
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対応溶剤 |
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システムエンジサービスの溶剤回収装置は、安全性の高い疎水性シリカゲルを採用し、発熱や爆発のリスクを抑えています。ドライ運転で排水設備が不要なため運用が容易。他にも、「炭化水素ガスの回収」に適したHC-VRU、「有機溶剤の回収と再利用」に適したVOC-VRUがあります。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。当サイトでは、反応・抽出、脱脂洗浄、乾燥など、さまざまな製造工程に適した溶剤回収装置を、用途別にご紹介しています。装置の導入をご検討の方はぜひご参考にしてください。
総合化学メーカーの工場では、塩化ビニルモノマー(VCM)の排出量を90%以上削減することに成功しました。この成果は、同社の圧力スイング式吸着設備(PSA)の採用によるものです。環境負荷の低減とコンパクトな溶剤回収装置が導入できたと高く評価されています。
設置後のサポート体制が充実しており、専門知識のある技術者が直接メンテナンスを行ってくれます。他社製装置のメンテナンスにも対応しており、安心して長期運用が可能です。
システムエンジサービスの溶剤回収装置は、VOCの排出抑制と資源回収を両立するため、安全性の高い疎水性シリカゲルや効率的なドライ運転を採用。HC-VRUやVOC-VRUといった用途に応じた製品を提供し、導入から運用、メンテナンスまで一貫してサポートします。
国内外の化学工場で高い評価を受けており、環境負荷の軽減とコスト削減を目指す企業に適した選択肢となるでしょう。
会社名 | システムエンジサービス株式会社 |
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所在地 | 千葉県千葉市花見川区幕張本郷7-21-26 |
電話番号 | 043-350-3730 |
公式HP | https://www.system-eng.co.jp/ |
化学薬品工場や印刷工場、金属加工工場、塗装工場などさまざまな現場で使用されている溶剤。溶剤回収装置を活用することで、コスト削減、環境配慮、法規制への対応などさまざまな効果を得ることができます。
溶剤回収装置は、装置によって仕組みや処理の方法、対応可能な溶剤などが異なるため、現場の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。ここでは3つのタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
VOCガス処理で50年以上の実績があり、粒状活性炭を吸着材に使用した装置で、濃度変動がある環境下でも95%の除去率(※1)を実現。リサイクルにも対応。
トルエン、キシレン、ベンゼン など
95%(※1)
ファインケミカル製品精製等の蒸留工程で実績とノウハウがあり、水蒸気排気に強いドライ式真空ポンプを使用。回収した廃液の引取り・精製にも対応。
1-2ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素 など
95%~(※2)
一本塔の減圧濃縮方式と比べて、蒸気原単位が40%以上節減できる「多重効用蒸留方式」を採用。品質も安定しており、無色で純度99.5%以上のDMFを回収可能。
DMF など
99.5%~(※3)
(※1)参照元:栗本鐵工所公式(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/about/test-machine.html)
(※2)参照元:日本リファイン公式(https://n-refine.co.jp/service/environment/solpico/)
(※3)参照元:日本化学機械製造(https://www.nikkaki.co.jp/products/detail/18)